R4で開催される即売会に参加しに来た一般スピナティオ
彼は戦いに来た訳では無い。古代遺跡R4で開催される夏の同人誌即売会目当てに此処に来た。
此れはマクシオン随一のオタクである彼の、人知れぬ戦いの記録である。



敵の攻撃を掻い潜り、プロヴェデルにも襲われつつも命辛々、エリアARAKの展示場に辿り着く。
然し会場に客は居らず、唯一設置されていたサークルも新刊は用意されていなかった。
「こんな戦場の真ん中で即売会なんか出来る訳ねーだろ。」



どうしてこんな所に来てしまったんだ。何で此処で戦争なんかやってんだ……。
無念と後悔と絶望に打ち伏せられている彼の前に現れたのは……、一匹の兎だった。
「だったら本物のオタクの世界に連れてってあげるよ。」

兎が願うと彼の足元に突然ゲートが広がり、奈落へと落ちて行く。
奈落の先に広がる世界、其処は……。





4年振りに管理人が訪れる夏コミ!東方新作が出るけど艦これと馬だけは譲れない。
今急激に同人で流行っているブルーアーカイブも気になる。
……と言う訳でコミケをテーマにしたスピナティオを作りました。
腐っても一般なので塗装は一切無し。手を加えたのはカメラとサークルの小物のみ。
所謂ネタ系として無力でオタクな彼を古代都市に放り込んでみました。
勘の良い人なら判りますが、此のスピナティオをコミケに連れて行きます。
目当ての同人誌の為に古代都市まで来てこの有様では終われないので。
アリスを古代都市に招いた兎の力がこんな閑話で発揮されるとは黄昏も思ってない。
そしてずっと凍結していた30MSの夏のフォトコンも有明で終わらせます。
ネヴァリアの方は完成したけど思ってたのと違ったのでお蔵入りになりました。
古代都市戦が盛り上がり過ぎてフォトコンテストが中々話題に上がらない。
有名所も古代都市に夢中になって未だにフォトコンテストに参加していない状況。
いっそ参加取り止めも考えていたが諦めきれない。なので有明で全てを終わらせます。
とは言え此のスピナティオと今回のティアーシャで一つの作品なので。

……と言う訳でティアーシャはコミケから帰還、或いは列に並んでいる途中に公開します。
そしてコミケ前日に現地調達チャレンジやります。ベースは装甲突撃メカ。
もっと不思議なら現地で全部調達になるが品揃えの問題でベースだけ持ち込みます。
一応或る程度のジョイントも東京に持ち込みますが他のパーツは現地調達で仕上げます。
前日は渋谷と新宿滞在なのでどれだけ素材が調達出来るのか。正に黄昏模工らしい挑戦だ。