―――俺には名前が無い
只管に裏切り者共の首を刎ね続けて来た
頸から噴き出る血を何度も見て来た
苦しむ間も無い顔の表情を何度も見て来た
―――俺には感情が無い
泣いた事も笑った事も怒った事もない
博愛も友情も温情も知らない
抑々俺がには感情と言う下等な物は必要ない
唯一つ判る事は 俺は
残酷で
冷酷な
悪魔である事だ
―――そして俺の真の名を知った
名前からして悪魔其の物じゃねえか
俺の本当の居場所は――― 此処に在ったじゃねえか
そうだ、俺の本当の名は――― ルビカンテ
[Rubicante-ルビカンテ-]
マクシオン軍所属の処刑兵であり、マレブランケの獄卒の名を騙る名の無い少年。
女子供や命乞いにも容赦せず首を刎ねる姿からマクシオンの冷酷な赤き死神と言う異名を持つ。
作戦[Twilight of Maxion]の発令を機に自らマレブランケに赴き、一員となった。
戦場となるMLバースではシャドウルーチェの右腕として砂漠エリアで敵の首を刎ねる事に専念。
カルテットユニットと新たな処刑装備を手に、新たに支給されたホースメカと共に彼の処刑が始まる。
マレブランケ5体目はルビカンテ。スピナティアの予定だったがシスターに急遽変更。
……と言うよりも30MSのオーディションに出した処刑人をMLバース仕様に昇華させただけですが。
更に此奴がマレブランケの一員だったと言う事。原典のルビカンテは顔を真っ赤にする者らしいし。
冷酷な赤き死神である彼が此の名を冠するに相応しい。そんな訳でルビカンテが生まれました。
断罪の魔獣はシャドウルーチェが使っているので代わりにカルテットユニットを装備。
武器は死神らしくリーパーアーマーの鋏と鎌にパワーアップ。更にワイヤレスウェポンも装着。
次の公式戦はシスターは使えないと思うので多分マレブランケ唯一のシスター素体になるかと。
将又次回の30MSのコンテストでマレブランケの一員が出るかもしれない。扨て、如何なるものかね?
そしてルビカンテの真骨頂がホースメカ。流石に塗装する暇が無かったので素組みです。
普段はホースメカに武装を纏わせて処刑と言う名の戦闘では装備して首を刎ねる。
正直ホースメカ在りきなので発売まで温存していたと言っても過言では無い。
多脚メカと同じ箱の大きさなのに意外と大きい。30MFや黒騎士スピナティオと組ませると尚良し。
ホースメカながらも馬以外の色々な動物に見立てる事も出来たりと結構万能。
ホースメカの新たな使い道を探る暇が無いので今回の公式戦では使う事はないかと。
今回の公式戦で出すマレブランケも残す所あと1体。もう半分は次の公式戦で全て揃える予定。
そしてマレブランケを統べる者を3月29日に投稿します。元ネタを辿れば判るでしょう。