魔王の模工活動-ボール編-


30MMの宇宙戦が落ち着いた所で漸く此れに突入じゃ……。今回の機体は……、ボールじゃと?
地球連邦のやられ役の花形であるボールがMGで、其れも生意気にもカトキ版で出すとはのう……。
一応シャークマウス仕様や08MS小隊版も出ておるが再販が一向に掛からない激レアになっておる。
MGとは言えボール1機はボリュームが薄そうじゃ。HGでも2個セットで出しておったのじゃぞ?
値段はHG並みでMGとしては安価じゃ。1日で組み終わるレベルじゃが今回は塗装するからのう。
何せ妾が乗るようなボールじゃ。そして黄昏模工設立1周年記念を兼ねての制作だからのう。
因みに2004年のMGは中敷きが入っておる境界線上じゃがカトキ版には入っておらんみたいじゃ。
最近になって2004年以前のMG再販にも中敷きが入らなくなったとグシオンが言っておったが……。
説明書裏に正面背後のイラストが纏めて載るようになって説明書も青バンダイになっておるようじゃ。


……改めて証拠じゃ。2001年発売のグフカスタムとゴッドガンダムは青バンダイに変わっておった。
然し2005年発売のアッガイは赤バンダイで2004年発売のカトキ版ボールも赤バンダイじゃ。
やはりカトキ版MGには中敷きは無いみたいじゃ。因みにカトキ版ガンダムの説明書も赤バンダイじゃ。


胴体完成じゃ。やはりMGとしての規模は小さめじゃな……。塗装しなければ半日も掛からん。
とは言え其の規模を塗装でカバーしておる。装甲を艶消しレッド、装甲以外は黒塗りじゃ。
因みにデカールは貼っておらん。塗装の上から貼ると余白が結構目立つからのう。


次はアーム、此処からが問題じゃ。アームパーツには塗装派の天敵、ABS樹脂が使われておる。
ラッカー塗料やエナメル塗料、サーフェイサーで塗装すると塗料が染みて脆くなるのじゃ。
其処に力が入ると簡単に壊れてしまう。頑丈な素材で有りながらも塗料には滅法弱い材質じゃ。
然し問題は無用、水性塗料を使っておれば破損リスクは無いようじゃ。覚えておくが良かろう。
当然サーフェイサーを使わずに直塗りじゃ。一応念のため薄め液は使わずに塗装しておる。
流石に最近のMGガンプラにABSは使われておらんがに壽屋のプラモでは健在なのが厄介じゃ。
更に経年劣化で折れ易くなったりするからのう。中古のMGガンプラは劣化のリスクを伴うのじゃ。


頭部のキャノン砲と台座を付けて完成!嗚呼、妾の色じゃ……。そして黄昏模工1周年!!
腐ってもボール、製作期間僅か3日での完成じゃ。やはりMGとしては余りにも物足りないのう。
大きさも台座込みで一般的なHGと同程度。如何にボールが小さいかが判るじゃろう。
黄昏模工1周年を記念した作品として何とか満足の行く仕上がりじゃ。妾には赤と黒が似合う……。
2年目の黄昏模工は更に塗装に専念しては多くの記事を作る事になるじゃろう。
前身の30MM BATTLELINEを含めれば1年半。改めて30MMに出逢えて良かったと思うておる。
30MMに出逢えてなければ黄昏模工も無かったじゃろう。ガンプラも増えては無かったじゃろう。
ガンプラ再販を巡る戦いに積極的に参加しての去年の戦果。其れでも手に入らなった物もある。
今年はMG飛躍の年としてMGは30個以上手に入れたいのう。一応今の時点で既に10個は超えておる。
最後に黄昏模工の信念を挙げて締めじゃ。燃え上がれ!燃え上がれ!燃え上がれ!ガンプラ!!