ALTO WITH GREEN DRAGON

戦場に突如現れた緑の竜。其の竜の吹く火焔は全てを焼き払い、街は灰と化した。
現代兵器でも太刀打ち出来ない圧倒的な強さで瞬く間に戦場は踏み躙られる。
竜の現れた戦場から命辛々逃げ出した唯一の兵隊は其の惨状をこう語った。
「あいつは化け物だ。勝てる気がしない。まるで世界の終焉を見ているかのようだ。」
そう言い残して兵隊は軍から脱走した。そして彼の姿を見る者は誰一人居なかった……。

或る惑星の或る戦場。多くの命が失われた戦禍の地に終焉の竜は舞い降りる。
其の竜の背中に跨るは……、黒鉄色をした左利きのエグザマクス―――



ダナジンは普通に作ります。30MMにガンプラを使うのが妾のやり方じゃ!
ドラゴンの割に意外と小さい。アルトと同じ大きさ。こう見えても一応量産型だからコイツ。
と言う訳で戦場を焼き払う緑の竜の正体、実はエグザマクスでしたというオチでした。
ガンダムAGEのモビルスーツですがこっちの界隈ではエグザマクスと呼ぶ事にしています。


取り敢えず飛行させて乗せてみる。今回はノーベルガンダムに手伝って貰いました。
当然今のガンプラ市場ではノーベルガンダムを家電量販店で見かけるのは絶望的。
乗せてみたけど重い。figmaの台座の高度が勝手に下がって不安定。磐梯のベースを使う冪か。
取り敢えずダナジンはその日が来るまで封印しておきます。次がメインとなるアルトの改造。
竜騎士イメージだが武装を盛るとダナジンに負荷がかかるので軽めの装備で行きます。
……その前に他のモデラーの作品を参考。Twitterでは定期的に公式のコンペがあるそうな。
この記事を書いている時点では火山惑星戦をテーマとしたコンペが開催中。どれもレベルが高い!
塗装もエアブラシを使っているだろうな。だが筆で塗装します。妾は其処まで本気ではなくてのう。
まずは普通に組んで前回のプレバン限定で手に入れたパーツを組み合わせて塗装。
其れが狙いで後回しにしました。今思えば塗装するなら緑のアルトじゃなくて良かったかも。
色はメタルブラックでいきます。何となく竜騎士っぽいので。(FFをイメージしすぎ)
黒ならサーフェイサーを吹かずに直塗りでも十分。逆に白や黄色等は明るい色は必須。
一応黒でもサーフェイサーは吹いた方が完成度は高くなるが面倒なので直塗り。

先ずはオプションパーツを購入、組み立てて武装の補充&選択。
余ったパーツはこれからの改造に使ったりと意外と役に立ったりするので無駄にはならない。
パーツを選んだら塗装して組む!一部のパーツは赤で塗装します。此処はマーカーで直塗り。
そして竜騎士の武器と言えば……槍ですね。FF4のカインを意識しすぎたかな?



そんな訳で完成。左肩が右と異なるのは利き腕である左腕の性能矯正と強化。
槍は主に槍投げみたいに投げて攻撃したり上空高くから降下した突き刺し等用途は多数。
因みにぶん投げた槍は勝手に手元に戻って来るので幾らでも投げ放題。
右肩のボウガンは接近してきた敵に対しての攻撃用途。至近距離から発射される矢の威力は絶大!
性能を列挙してみたが此奴の真骨頂は此処から。それではダナジン、カモン!!


坊や〜〜よい子だねんねしな〜〜〜
(語り手:まんが 日本昔ばなし)
今も昔も変わり無く〜〜


まんが日本昔ばなしっぽくなりました。坊やが電電太鼓の代わりに槍を持っている感じの。
混沌とした戦場にこいつが現れた時にあの主題歌が流れて来そうで逆に恐ろしくなった……。
花頭巾の歌をBGMに街が燃え、人が死に、エグザマクスが破壊される様子が浮かんできた。


これにて竜騎士アルトは完成。マクシオンの武装も使いたかったが在庫が何処にも無くて断念。
何処に行っても売ってないお陰で今やってるコンペでマクシオンが劣勢になるのも頷けるよな。
2体目のアサシン仕様スピナティアが手に入れば次の作業に突入出来るんだ……。
因みに今回作成した竜騎士アルトは火山惑星戦に参加しています。遂にコンペに参加とはのう!
抑々このコーナーを作って初のコンペ開催。これが30MMの真髄と言う訳じゃな……。
流石にダナジンは映せないのでアルト単体での公開。名前はアルト:ランステイマーです。
改めて他人の作品を見るとレベルの高い作品ばかりぞ……。果たしてこの領域に辿り着けるのか。
とは言え30MMは自由。君の戦場は何処だ?そのキャッチコピー通り、妾の戦場を探すとするかのう?