MG中敷き事変完結編

2004年以降のMGから中敷きが消えた。其の衝撃が未だに忘れられなかった。
記事を書いた其の後、再販のシャアズゴックとグフカスタムを購入するも中敷きは無し。
ノルマの50個を超えようと遂には中古にまで手を伸ばす。手に入ったのは以下の通り。
F2ザク、ガンダム5号機、旧版リックドム、旧版グフ、そしてテスト機ゼータプラス。
当然だが中古だと中敷きは入っていた。共通点としては右上のバンダイナムコの有無。
2022年10月に漸く全ての再販ガンプラに吹き出しが付く。此の時点で中敷きは無くなった。
グフカスタムの購入日は2023年2月。再販月が2022年11月とすると既に中敷きは無い。
ゴッドガンダムは2022年12月、シャアズゴックは2023年5月に再販で当然中敷きは無し。
果たしてMGから中敷きが消えたのは何時頃なのか。
調査場所はバンダイのホームページ。何とガンプラの説明書が読めるようになったのだ!
https://manual.bandai-hobby.net/
遂に説明書もオンライン対応になったか……。然しプレバン限定のガンプラは未対応なので注意。
此処を参考に調査。例にMGグフカスタムのページを見てみると表紙裏が変わってました。
表紙裏が変わっていたMGガンプラは以下の通り。再販と照らし合わせれば時期が判る。

  • RX-78-2 ガンダム Ver.1.5(ガンダムベースで吹き出し有りが売ってたので多分此れ)
  • ケンプファー(2022年12月再販)
  • グフカスタム(2023年07月再販)
  • 陸戦型ジム(2023年01月再販)
  • キュベレイ(2022年09月再販)
  • ゴッドガンダム(2022年12月再販)
  • ガンキャノン(2022年10月再販)
  • 量産型ズゴック(2022年09月再販)
  • シャア専用ズゴック(2023年05月再販)※ホームページは赤バンダイでした

  • ……意外と少ないな。抑々此の頃のMGは中々再販が掛からない。2000年以前はほぼ絶望的。
    時期からして2022年9月から中敷きは無くなったらしい。更にYoutubeの開封動画でも調査。
    吹き出し有りのMGジオング(2022年07月再販)の説明書が赤だったので中敷きが入ってたと思われる。
    ハイザック(2022年08月再販)にも中敷きは有るが再販時は吹き出しが無かったので判らない。
    ガンダムVer.1.5に至っては市販での再販は無いのだが裏表紙は変わってました。
    ガンダムベースで吹き出し有りの奴を見たので多分此れなんだろうと思う。
    因みにガンダムベースでパーフェクトガンダムの再販があったらしいが調べると吹き出しは無し。
    開封動画を見ても中敷きは入ってました。どうやら2022年以前から温めていた物らしい。
    クワトロ機リックディアスはガンダムベースで再販していたらしく、説明書裏も変わってた。
    2024年に入ってからは7月にガンダムGP01とカトキ版じゃない方のウイングガンダムゼロEWが再販。
    当然ですが中敷きは入ってませんでした。初期MG最大の花形が無い時代、本当に真っ暗だ……。
    今後再販される2004年以前のMGは全て中敷きが無くなるが如何せん再販種類が少ない。
    ザクTとかジムカスタム、FAZZが欲しいけどもう再販してくれないだろうな……。


    因みに中敷きは両側を切り取ってポスターとして飾るのが最適。

    折角なのでオンライン説明書で更に調査。説明書の表紙にも様々な変遷があるらしい。
    例えばSEEDの5機やガンダムWの5機。表紙に機体が大きく描かれているので魅力が既に伝わる。
    初期MGは表紙に機体イラストが無く、Ver.Kaガンダムで漸く機体が描かれるようになった。
    Ver.Ka以外だとOYWガンダムで初めて機体が表紙に描かれ、同時に中敷きが無くなった。
    以降はVer.2.0ガンダムMk-Uとゼータ、ストライクフリーダムFB等に専用の表紙レイアウトが採用。
    そして2007年4月発売の量産型ザクVer.2.0で説明書が一新。此のレイアウトは今でも継続中。
    但しSEEDの説明書表紙は以前のレイアウトが暫く継続。Z以降に至ってはギラドーガまで使われる。
    2010年度に入ると更に多彩になる。本格展開されたユニコーンのMGは専用の表紙レイアウト。
    先程述べたSEEDやWのような機体大写しの説明書も良く見られるようになった。
    然し2016年以降になると表紙レイアウトはOOやプレバンのビルド系以外は殆ど統一。
    其の中でもVer.Kaは一度もレイアウトが変わらず。如何にVer.Kaが特別なのかが伺える。