突然だが、この説明書を見て何か違和感を感じるだろうか。
2022年5月に再販の掛かったマンロディの説明書。鉄血のオルフェンズに出て来る量産型。
一見ごく普通の説明書に見えますが何かが違う。右下をよく見ると……。
まさかの青バンダイ!?
確かマンロディは2015年12月発売。青バンダイになったのは2018年9月。
ビルドダイバーズのジェガンブラストマスターで初めて青バンダイのガンプラが世に放たれた。
因みに青バンダイはバンダイスピリッツ(ホビー事業部)の意匠との事。
当然マンロディの発売当時はバンダイのロゴは赤のまま。一体どういう事だ?
そう言えばマンロディの箱に見慣れないBANDAI NAMCOと書かれた吹き出しが付いていた。
このロゴは最近のバンダイのプラモデル全般に付くようになったらしい。
其れも新作再販関り無く。5月の再販以降はHGでも見かけるようになった。
要はこの先全ての新作と再販のガンプラにはこの吹き出しが付くようになる。
因みにナムコはテイルズ、アイマス、パックマンでお馴染みのゲーム会社。
話を戻すが2018年8月以前発売のガンプラの再販分の説明書は当時の赤のまま。
今年組み立てた2018年8月以前発売の再販分のガンプラは全て赤だった。
吹き出し有りのRGシナンジュは記事執筆日に購入したが説明書は赤バンダイのままでした。
だがマンロディに至っては青バンダイ。左下もBANDAI SPIRITS 2015になってました。
何故マンロディの説明書が修正されたのか。取り敢えず3月再販のグレイズの説明書を確認。
3月再販時点ではバンダイのロゴは赤のままでした。因みにグレイズは5月にも再販しています。
当然ですが5月再販のグレイズは吹き出し有り。多分説明書も青バンダイだと思われる。
6月は鉄血再販が本格的になるみたいだが吹き出し有りで説明書も青になるだろうな……。
……そんな訳で何故吹き出し鉄血の説明書が青に変わったのか。理由は左上にありました。
版権表記です。3月再販のグレイズには創通・サンライズ・MBSと明記されてます。
だが5月再販のマンロディには版権表記からMBSが消えている。これが青バンダイの絡繰。
MBSはSEEDの頃からガンダムを放送しているTBS系列のテレビ局で管理人在住の大阪に本社。
毎日放送と言えば通じる。最近復活した日5の本元でSEED以降のガンダムはこの系列で放送。
とは言えビルドファイターズ系統やSDガンダムのアニメはテレビ東京系列+TOKYO MXですが。
10月放送の水星の魔女の版権表記にもMBSは有り。MBSはガンダムとの縁が非常に大きいのだ。
因みに初代〜ガンダムXまでは朝日放送系列の名古屋テレビが本元になっているらしい。
宇宙世紀は名古屋テレビで21世紀のアナザーガンダムは毎日放送。こう覚えておくと良い。
そのMBSの版権表記を消す為だけにマンロディの説明書を修正したと言うのか。
一応MBS/TBS系列で放送していたOOやSEEDの説明書からもMBSの表記が無くなっている。
画像左の説明書はAGEのGサイフォスですが説明書は赤バンダイでMBS表記は無し。
一応アスモデウスまではMBS表記は有るが5月発売のシュヴァルベカスタムにはMBS表記は無し。
この潮流が5月に入って鉄血に及んだので修正が入った。その際に説明書も青バンダイになった。
だからマンロディで青バンダイの説明書になったのか。割とどうでも良いが納得が付いた。
だが説明書のレイアウトは当初のままで英文併記も無し。其処は修正して欲しかった。
じゃあ何故他のガンプラの説明書は赤バンダイのまま放っている。そう言う所が甘いんだよね。
どうでも良い所は修正して未だに初期のHGUCの説明書にルビを振らず英文も併記しない。
せめて再販するなら説明書に英文を併記して一新して欲しかった。勿論青バンダイに変えて。
何故マンロディで出来た事を他のガンプラで出来ないのか。説明書も時代と共に進化する筈だと。
2023/1/1 追記
HGUCブルーディスティニー1号機EXAM(2017年8月発売)で青バンダイの説明書が確認されました。
宇宙世紀の括りなのでMBSの版権表記は無いにも関わらずの青バンダイ、変更点も全く分からない。
……駄目だ、青バンダイの真相が全く掴めない。情報提供があればTwitterでお願いします。